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CBD オーバードーズのリスクと適量摂取のコツ – 薬剤師が解説

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はじめに

近年注目を集めている成分である「CBD」について解説します。リフレッシュ効果などがありますが、多量に摂取しても大丈夫なのかについての不安を感じる方も多いです。本記事では、薬剤師である私が「CBDを過剰摂取するリスク」と「CBDの服用量の目安」について詳しく解説します。

CBDの過剰摂取のリスク

CBD

オーバードーズとは

オーバードーズとは、CBDを過剰に摂取した場合に起こる現象です。CBDは一定量までは問題なく摂取できますが、過剰摂取すると肝臓の薬物代謝酵素の働きが阻害され、医薬品の正常な代謝が妨げられる可能性があります。そのため、CBDと併用する医薬品には注意が必要です。

特に抗てんかん薬、ステロイド、免疫抑制剤、抗うつ薬、抗精神病薬、抗凝固薬には注意が必要です。また、CBDの効果を高めるために過剰摂取することは逆効果となることが報告されています。

CBDの適切な服用量と過剰摂取のボーダーライン

CBDの適切な服用量は人によって異なりますが、一般的な目安は1日20〜200mgです。CBDが効かない場合は、服用量を増やすか、ブロードスペクトラムを使用することがおすすめです。ただし、安全なCBD製品を選ぶことも重要です。

CBDの過剰摂取のボーダーラインは50㎎以上とされ、医療用のCBDの量が重要である。医療クオリティのCBDは高用量でも健康被害は起こらないが、安全性に関する実験データは限定的であり、製品の不純物や添加剤による健康被害の可能性もある。CBDは自分に合った適量で使用することが推奨されている。

CBDの合法性とTHCとの違い

cannabis

CBDの合法性

CBD(カンナビジオール)は、大麻草などに含まれる成分のひとつで、そのリラックス感が人気となり欧米をはじめ世界で話題となっています。CBDは合法であり、大麻草の茎や種子から抽出される成分であり、精神作用や中毒性はないことが知られています。

一方、大麻草由来の物でも合法的に販売されているCBDは、厚生労働省・検疫所に成分分析表・製造工程表などを提出し、成熟した茎や種子を原料としていることを証明されているため合法で販売可能です。

THCとは何か

CBDとTHCは異なる成分であり、CBDは深いリラックス作用が得られる一方、THCはハイになり中毒性がある非合法な成分です。CBDとTHCの違いを理解し、合法的に使用が可能なCBD製品を選ぶことが重要です。

CBD製品の種類と選び方

CBD products

各種CBD製品の特徴

CBD入り商品としてオイル、カプセル、パウダー、飲み物、ガム、グミ、クリームなどがあり、使用方法に応じて摂取することが重要です。国内でも徐々に広まっており、CBDカフェやCBD専門店もできています。

CBDの製法にはフルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレートの3種類があり、アイソレートはCBD以外の成分を含まないため、麻由来の成分を使うことに抵抗がある方や初めてCBDを使う方にオススメです。

適切な摂取量

CBDの摂取量の目安は1日あたり5〜100mgであり、安全に摂取できる成分です。CBDは天然アロマで安心安全にリラックスができるアイテムとしておすすめされています。

CBDの効果

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リラックス効果

CBDには身体調整機能をサポートし、ストレス緩和やリラックス作用が期待できる効果があります。また、CBDは神経の反応を鈍化させる効果があり、精神的なストレスや身体的疲れを和らげる働きがあります。これにより、リラックスを促し、快適な休息や質の良い睡眠が得られる効果が期待されます。

また、CBDは不眠症に悩む方の緩和策としても注目されており、副作用の心配がほとんどないとされています。これらの効果により、CBDはストレスフリーなリラックスタイムを過ごしたい方におすすめできるアイテムといえます。

その他の効果

CBDは皮膚の抗炎症効果が期待されており、ナチュラルアロマとしてスキンケア商品にも利用されます。特に、乾燥肌や敏感肌の方にもおすすめされるアイテムです。また、てんかんの治療にも効果があるとされており、神経の過剰な反応を抑制することで、発作のリスクを減らすことが期待されています。

これらの効果により、CBDは様々な目的で摂取することができます。ただし、個人差があり、効果を感じられるまでに時間がかかることもあるため、長期間続けることが大切とされています。

まとめ

本記事では、CBDの過剰摂取のリスクや適切な摂取量、合法性、製品の種類と選び方、効果について解説しました。CBDは適切な使用方法と摂取量であれば安全に利用できる成分といえますが、医薬品との併用や過剰摂取には注意が必要です。

また、CBDの効果は個人差があるため、自分に合った適切な摂取方法と摂取量を見つけることが大切です。最後に、CBD製品を選ぶ際には信頼できる製品を選ぶことが重要ですので、不安がある場合には専門家に相談することをおすすめします。


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