筋トレ知識

プロテインの種類・効果解説!WPC、WPIの違いと摂取方法

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はじめに

プロテインはタンパク質の英語名であり、人間の体の重要な成分です。筋肉や臓器、皮膚などに存在し、健康維持に必要なたんぱく質の一部です。プロテインは主にホエイプロテイン(WPC)、分離乳清タンパク質(WPI)、加水分解乳清タンパク質(WPH)の3種類があります。このブログでは、プロテインについて詳しく解説し、それぞれの特徴や効果的な摂取方法を紹介します。

WPC(濃縮乳清タンパク質)とは

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特徴

WPCは乳清を濃縮する製法で、タンパク質含有量は80%前後です。他のプロテインに比べて乳糖や脂質が多く含まれています。乳糖によって体内でエネルギーが供給されるため、トレーニングの際のエネルギー源となります。

また、WPCには免疫向上効果がある成分が含まれており、健康維持に適したプロテインです。

摂取タイミング

WPCは吸収速度が遅いため、朝食や寝る前に摂取することがおすすめです。特に寝る前に摂取すると、就寝中のアミノ酸レベルを高い状態で保つことができます。また、オリーブオイルやエゴマ油などの少量の油と一緒に摂取すると、消化吸収がゆっくりとなり、更に効果的です。

しかし、乳糖不耐症の方はWPCを避けた方が良いでしょう。

WPI(分離乳清タンパク質)とは

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特徴

WPIはタンパク質以外の成分を除去し、純度が高くタンパク質含有量は90%前後です。消化吸収速度が速いため、筋肉に素早くタンパク質を供給できます。また、乳糖がほとんど含まれていないため、乳糖不耐症の方やダイエット中の方にも適しています。

さらに、WPIにはBCAAの一種であるロイシンが多く含まれており、筋肉タンパク質の合成と成長に重要な役割を果たします。

摂取タイミング

WPIは消化吸収速度が速いため、起床直後や運動後に摂取することが効果的です。特に運動後は筋肉に素早く栄養を与えることができるため、筋肉の回復や成長に役立ちます。

ただし、WPIは価格が高めであるため、コストパフォーマンスを重視する方はWPCやWPHを検討しても良いでしょう。

WPH(加水分解乳清タンパク質)とは

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特徴

WPHは加水分解されたタンパク質で、吸収スピードが最も速いプロテインです。タンパク質含有量は約95%で、分解された状態で摂取するため消化吸収しやすいです。運動 中の能力やパフォーマンスの維持に最適です。

しかし、WPHは価格が高くなる傾向があります。

摂取タイミング

WPHは消化吸収速度が最も速いプロテインであるため、運動中や運動後に摂取することが最も効果的です。特に運動後30分以内に摂取することで、筋肉の回復や成長に最適なタイミングで栄養を与えることができます。

また、ランニングなど長時間の運動時にも、体に素早くエネルギーを与えることができます。

プロテイン選びのポイント

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プロテインを選ぶ際には、原材料、タンパク質含有量、製法、安全性、飲みやすさ、価格などをチェックすることが重要です。また、自分の目的や状況に合わせたプロテインを選び、摂取タイミングを意識することが効果的な筋肉の成長や健康維持に役立ちます。最も重要なのは、コスパ重視ならWPC、吸収速度重視ならWPI、吸収しやすさ重視ならWPHを選ぶことです。

まとめ

プロテインにはWPC、WPI、WPHの3種類が存在し、それぞれに特徴と効果的な摂取タイミングがあります。筋肉の成長や健康維持を目的としてプロテインを摂取する際には、自分に合ったプロテインを選び、適切なタイミングで摂取することが重要です。バランスの良い摂取が大切であり、一度に大量のプロテインを摂ることは効果的でない場合もあります。自分の目的や状況に合ったプロテイン選びと摂取タイミングを意識して、効果的な体づくりにチャレンジしましょう。


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