筋トレ知識

ハンギングワイパーで理想の腹筋ゲット! 正しい回数と方法を完全解説

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はじめに

ハンギングワイパーは、コアトレーニングの中でも特に腹斜筋を鍛えるのに効果的な種目として知られています。この運動は、懸垂の形からさらに発展させたバリエーションであり、その難易度の高さから上級者向けと言われています。しかし、正しいフォームと適切な回数を守れば、誰でも腹筋を引き締め、理想的な体型を手に入れることができるでしょう。本日は、ハンギングワイパーの実践方法と、適切な回数について詳しく解説していきます。

ハンギングワイパーとは

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ハンギングワイパーは、懸垂のように吊り下がった状態から両足を左右に動かすことで、腹斜筋に大きな負荷をかけるトレーニング種目です。この運動を行うことで、くびれた引き締まった腹筋を手に入れることができます。

腹直筋と腹斜筋の違い

腹筋には大きく分けて腹直筋と腹斜筋の2種類があります。腹直筋は垂直方向に走る筋肉で、いわゆるシックスパックの部分に当たります。一方、腹斜筋は斜め方向に走る筋肉で、ウエストのくびれを作る上で重要な役割を果たします。ハンギングワイパーは、特に腹斜筋に着目したトレーニングなのです。

通常のクランチなどでは腹直筋しか刺激されにくく、ウエストラインの引き締めにはあまり効果がありません。ハンギングワイパーを取り入れることで、腹直筋と腹斜筋の両方を同時に鍛えることができ、理想的な体型作りに役立つのです。

ハンギングワイパーのメリット

ハンギングワイパーには以下のようなメリットがあります。

  • 腹筋全体を効率的に鍛えられる
  • 自重運動なので場所を選ばず行える
  • 体幹を安定させる力も同時に鍛えられる
  • 負荷を調整しやすく、続けやすい

このように、ハンギングワイパーは場所を選ばず、腹筋だけでなく体幹の強化にも一石二鳥の効果があります。難易度が高いため、継続できれば着実に引き締まった理想的な体型を手に入れられるでしょう。

ハンギングワイパーの正しいフォーム

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ハンギングワイパーを効果的に行うためには、正しいフォームを守ることが何より重要です。フォームを乱すと、けがの危険性が高まるだけでなく、期待した効果が得られなくなってしまいます。

スタート姿勢

まずは懸垂のスタート姿勢から始めます。両手で逆手でバーを握り、肩幅より少し広めに構えます。足は肩幅に開き、膝は少し曲げた状態が理想的です。この姿勢から両足を左右に動かすのがハンギングワイパーの基本フォームです。

スタート時は腹式呼吸を意識し、お腹を軽く膨らませておきましょう。これにより体幹を安定させられ、無理なく運動を続けられます。

動作の仕方

両足を左右に大きく動かすのがハンギングワイパーの動作です。動作時はお尻を引き上げ、上半身を固定したまま行います。上半身が左右に動かないよう、体幹を意識して固定することが重要なポイントです。

また、足を振る際には、大きく振り切るのではなく、ある程度のコントロールを保つことが大切です。最初は振幅を狭めに設定し、徐々に広げていくようにすれば無理なく習得できます。

呼吸のコツ

ハンギングワイパーを行う際の呼吸は以下のようにします。

  • 両足を左右に動かす時に息を吐く
  • スタート位置に戻る時に息を吸う

この呼吸のリズムを守ることで、腹筋への負荷をコントロールでき、無理のない運動が可能になります。最初はゆっくりとした動作から始め、次第に動作のスピードを上げていきましょう。

ハンギングワイパーの適切な回数

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ハンギングワイパーの適切な回数については、以下のようなポイントがあります。

セット数

ハンギングワイパーの1回の運動では、3~5セットを行うのが一般的です。腹筋トレーニングは高負荷となるため、無理なく行えるセット数から始めましょう。慣れてきたら、セット数を徐々に増やしていくことをおすすめします。

各セット間には、30秒~1分程度の休憩を挟むことが望ましいとされています。これにより、次のセットに備えて筋肉を休められます。

1セットの回数

1セットの適切な回数は、5~15回が目安になります。ただし、無理のないフォームを維持できる範囲内でコントロールすることが最も重要です。最初は5回程度から始め、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。

ハンギングワイパーは非常に負荷が高い種目です。フォームを崩さずに最後まで続けられるよう、自分のレベルに合わせて調整することが肝心です。

回数を増やすコツ

ハンギングワイパーの回数を着実に増やしていくには、以下のようなコツがあります。

  • 腹筋以外の体幹を鍛える種目も取り入れる
  • プランクなどの静的な種目で持久力をつける
  • 他の腹筋種目でウォーミングアップを行う
  • 栄養・睡眠などの生活習慣を見直す

筋力だけでなく、柔軟性や持久力、体幹の安定性なども関係してくるため、単一の種目だけでなく、バランスの取れたトレーニングが大切だと言えます。

ハンギングワイパーの発展系種目

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ハンギングワイパーに慣れてきたら、さらに負荷を高めた発展系の種目にもチャレンジしてみましょう。

ウェイトドハンギングワイパー

ウェイトドハンギングワイパーは、足にアンクルウェイトを付けて行うハンギングワイパーの発展系です。自重だけでは物足りない人におすすめの種目で、さらに高い負荷をかけられます。

ウェイトの重さは、無理のない範囲から少しずつ増やしていくのがコツです。最初は1kgから始め、2週間に1kgずつ増やしていくなど、ゆっくりとペースを上げましょう。

レバーハンギングワイパー

レバーハンギングワイパーは、バーから足を離し、腕だけで重心を支えながら行う発展系の種目です。腕の筋力が必要になるため、ハンギングワイパー初心者には難しい種目と言えるでしょう。

この種目は非常に高い負荷がかかるため、充分に準備運動を行ってからチャレンジすることをおすすめします。筋力と体幹の安定性が必要不可欠なので、それぞれを鍛えた上で挑戦しましょう。

まとめ

ハンギングワイパーは、腹直筋だけでなく腹斜筋にも効果的に働きかける優れた腹筋トレーニングです。正しいフォームとリズムを守り、自分のレベルに合わせて適切な回数を設定することで、着実にくびれた理想の体型に近づけます。

回数を無理に増やすよりも、まずは正しいフォームの定着を心がけましょう。発展系種目にもチャレンジし、続けられる範囲で徐々に負荷を上げていくことが大切です。食事や休養なども含めたバランスの良いトレーニングを心がければ、誰でも理想的な腹筋を手に入れられるはずです。

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